2019-01-01から1年間の記事一覧

もう自動記述しかしないなんて言わないよ絶対なんて言わない

ナパ・キャットワンチャイの手にはタンブルウィードの種子が握られている。ああ、メコン川の流れの速度で曇天に刺さった矢文はタイコンデロガを飲み込むまでもなく消えていった。トイレットペーパーの芯が面食らう。疲れる前に疲れるなんて朝の時点では考え…

灰と足湯(あるいはフリをする嘘と発散)

・ヘドロの溜まったバケツから黄金の液体じみたフェイクを掬(救)い出そうとしてもどういう訳か、否、訳は分かっているのだが、シャボン液しか掬(救)えない。そう、シャボン玉はどうしたって割れてしまう。つまりバケツの底を抜いてしまうしかないという…

ストレス発散(無意味)

・○○県ではケンケンパのパを禁止する条例が本日付けで施行されました。 ケンケンパケンケンパケンパケンパケンケンパがケンケンケンケンケンケンケンケンケンケンケンケンケンになることに関しては県民の間でも見解が分かれ、喧々諤々※の議論が繰り広げられ…

けっぱれノケモン〜げろげろ道中 毒毛虫蕎麦大盛り(400グラム)〜

・毛虫の話をします。なぜ? 伊達成実の兜の前立ては毛虫である。毛虫は決して後退しないからだそうだ。ヒューヒュー伊達男ォ! ここで人間の生における後退に関して一席ぶとうと思ったんですが、ふたつ思いついたのでどっちがいいか考える時間をくれ。 ①前…

メモ小出しマン

冷凍の鶏胸に名を問うてみる/南極点に白カラス飛ぶ 竹取の翁に名を問うてみる/ボイジャーたちは愛を囁く 缶ビールのプルタブに名を問うてみる/ポンペイの町に朝餉の匂い おきぬけの罪の味いつまでもあの苦さがしみる、訳にもいかず 幕の内弁当ひとつの味…

スッポンパンツのおじいちゃん

スッポンパンツ、というものを知っているだろうか。正面の丈はブリーフ程、後ろはトランクスよりも長いという前後非対称の独特な形状で、薄茶色をした綿素材のパンツのことである。なぜスッポンというネーミングなのか正気を疑うが、確かにスッポンっぽいっ…

よかった!

背骨ができた、と思う。 信念というより、これがあってようやく立てる!という感じなので、背骨と呼ぶことにする。 少し前に「これかな?」と気づき始めていたけれども確信が持てなかったものが、まあ確信したと言ってもいいんじゃないかというくらいにはな…

ハンガー

空腹は精神衛生において最大の敵である。いや最大というのは嘘で、結局は悩みの本体がラスボスなのだが。とはいえその悩みを解消へと近づける為にも、健康的な食生活を維持して少しでも精神を安定へと持っていくのがよい。メシを食う気力がないときのために…

極楽への風

天気というものはそれなりに変化があった方が良い、と思う。暖かい方が生命の躍動を感じるし、晴れていれば毛穴一つ一つが開かれるような開放感があって好きなのだが、晴れ続きだとなかなかどうして味のなくなったガムを噛み続けている気分になってくる。そ…

愛の短歌2019初秋

涼しさと寒さの狭間頼りたいわけではなくて触れたいだけだ 右手にボールペン左手に消しゴム だけど書かずにはいられなくて ※ 選ばれなかった世界に抱擁を。選ばれずいる世界に祈りを 太陽も蛍光灯も明るさにさして違いはないかもしれない 暖かい いつまでも…

海に溶かす

今日、若洲海浜公園で海を見てきた。海を見つめるのは好きだ。頻繁に行くわけではないが、ふとした拍子に、そうだ、海を見よう、と思い立って行くと時間を忘れてしまう。いや、本当は時間を気にしつつ時間を忘れているのだが。とにかく、やはりいいものだな…

可及的速やかに晴れなさい

日光が足りなすぎるんですが、マジでやめてもらっていいですか?日光っつっても家康のほうじゃないよ。なぜなら地名や場所は「ある」ので、足りなくなることはないから。 気狂うわホントに。梅雨はカス。だいたいなんだよ「つゆ」って、その名を名乗るなら梅…

音声入力テスト(ちゃんと喋るバージョン)

滑舌良くしゃべってみようと思いますコーヒーって飲むと覚醒するのはいいんだけど俺の体質なのか分かんないけど覚醒した状態でネガティブ方向に感情が触れる気がするからあんまりいいもんじゃないんだよなぁまぁ飲んじゃうけど別にそのネガティブ方向に触れ…

音声入力テスト

現代っ子ここにきわまれると言うことで音声入力で文章書いてみたいと思いますやっぱ今日あっちの話でほんとに今日さーガチまじで8町は暑い暑いもう今エアコンガンガンに聞かせてるけどだんだんではないけど普通に20度設定位でやってますけどエアコンつけなき…

初夏のしりとり短歌 / 制限時間5分で夏について

熱を見たら緑のコップが森である麦茶注いでヒグラシを待つ あくまでもその日暮らしでやっている感情のメーターを愛して アンタの手メタしか触れないのかい?「メザマシトケー」を止められないね 鉄壁が溶ける間も無く立ち上がりバリアーを張る間も無く溶ける…

春の素朴で素直な短歌フェア2019

のびきったよなかにかえることはもう無いって事さ生きていこうぜ 爪先に負荷をかければ浮かべると信じきってる人が好きだよ 令和から零和とするのはやめました願いましては生成りの身なり はるかぜとともにやってくるはずのカビ臭さまで吸い込んじゃおう 陳…

カキ・ダシ

町外れの神社で霊的なウインナーを拾った。奈央子がどうしても食べたいと言っていたから探しに来た訳ではない。断じてない。 他人の性器を片っ端から見て回りたい。親しい友や赤の他人、親族からワイドショーのアイツまで、目に付く全ての人間がぶら下げたり…

無題

・さっき部屋の掃除をしていたらへそくりを発掘した。その額2万円。 いつのものだったか全然覚えていないのだが、臨時収入は滅茶苦茶嬉しい。実際のところプラマイゼロとはいえどうしてこんなに嬉しいんだろう。本当に幸せだ。想定外のポジティブなことって…