無題

iPadOSのライブ変換が気持ち良すぎて射精してしまいそうです。射精は程々にしたいのでなんか書きます。

 

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任意の満員電車に乗りましょう。座れれば勝ち、吊革や手すりを掴めれば勝ち、両方ダメだったとしてもあなたはきっと勝ちです。その満員電車に終点はありませんが、途中下車することはできます。だけどどの駅で降りても、駅周辺には海が広がるばかりで何もありません。切符は持ったまま無くさないように。風に飛ばされてしまうと、線路を歩いていくしかありません。でも物好きな人にとってはそれもまた良いかも。車内販売のサービスはありますが、満員電車なのでカートは通れませんね。もし何か飲みたくなったら先頭車両まで取りに来てください。冷たいビールととっておきの笑顔があなたを待っています。トイレは一番後ろの車両と中程の車両、先頭車両にありますが、どこに入っても出る時は一番後ろの車両のトイレから出ることになります。説明はそんなところです。さあ、ぜひ乗りましょう。きっと車窓から見える景色はとても綺麗ですよ。それでは、良い旅を。

 

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俺は太陽を直視するのが趣味だ。ほとんどの人類は気付いていないのだが、太陽の表面では長編小説が連載されている。ここ30年ほどは冥王星の売れっ子作家によるスペース・オペラをやっている。これがまあ面白いのだ。最近はこんな感じだ。ベテルギウスあたりからやってきた愛の戦士達が太陽系を侵略し尽くしてしまいそうなのだが、主人公は愛を受け止められない。受け止められないが故に太陽系の救世主として担ぎ上げられ、水星にある最終防衛ラインをほぼ一人で守っている。しかし幸か不幸か、水星の原住民と恋に落ちてしまったのだ。一体どうなってしまうのか!? 続きが気になったら明日から太陽を見てみてほしい。俺は毎朝ベランダで太陽を見ながらタバコを吸い、吸殻を下へと落とす。下の部屋の住人は15年前に孤独死してそのままなので問題はない。彼女もちょっとだけじっくりと太陽を見上げていれば、死ぬことはなかったのかもしれない。でもそれだと吸殻を落とせないので困るな。

 

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短歌です。自分用です。このブログ自体自分用でしかないんだけど。

 

 

鋸の刃を飲み込めば勝てるとか考えていた 木を切るんだよ

 

窓際の精子バンクが照らされる夜明けは早く桜の香り

 

チューペット半分の価値でしかないから冷凍庫にしまうなよばか

 

引越しの段ボールにはできるだけ空気を入れないようにしました

 

日々に住むって結構良いね 夏休みのラジオ体操みたいな日々に