一高 応援歌一番
山も怒れば万丈の 煙を吐いて天を衝く
緩けき水も激しては 千丈の堤破るらむ
見よ男性の意気高く 堂々と勝つ一高軍
銀鞍軽く凛然と 白馬に跨る我が選手
日頃きたえし渾身の 技量に飾る晴れ戦
綽綽すでに敵を呑み 一瞬蹴破る目指す陣
にこを 凹猿蚊一番茶
頭いかれた連中の 馬鹿さ加減に愛想つく
足りない点に激しては テストの通知破るらむ
見よ赤点の域超えず 浪人となる一高生
銀杏食べてリーゼント 木馬に跨る猿軍団
日頃鍛えしその頭 岩をも砕く破壊力
ごくごくすでにお茶を飲み 一瞬食いきるめざし飯
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にこを 雨か嵐か
雨か嵐か暗雲の 十字の砲火青葉城
いざ戦はんわが健児 熱血湧きて血は躍る
進め進め 断乎と進め
歌に詠まれし荒城の 岩噛む流れ広瀬川
意気衝天の我が健児 鉄腕誰をか恐れんや
進め進め 断乎と進め
一高 飴かアラレか
飴かアラレかアンパンか 十時のおやつは餡子餅
いざ食いつかん我がケーキ 食欲湧きて胃は踊る
スルメスルメ 団子とスルメ
飢えに苦しむ表情で 岩噛みながら白目剥く
息絶え絶えのジャワ原人 お茶碗叩いて飯を待つ
スルメスルメ 団子とスルメ
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オモシロの原点かよ。