無題

・現代人は日常においてジャンプをする必要がほぼない。かといって昔の人は頻繁に跳んでいたかというとそんなこともない気がする。例えば道端でぴょんぴょん跳ねている人間は、今も昔も単純にどうかしちまったヤツだろう。ジャンプは身一つで地球から逆方向に離れられる唯一の手段で、重力に逆らうのは母なる大地からの親離れといった高揚感がある。ちなみに走るときも地面から一瞬身体が浮くけど、やり口がみみっちいのでそこまで高揚感はない。ジョギングが許されるのならばジャンピングも変な目で見るべきではないし、できればジャンプとまではいかなくとも、スキップをして散歩するぐらいのワクワクを許せる社会になってほしい。

 

・今朝歯磨き粉をほぼ完璧に使い果たした。残りはもうチューブを切らないと出てこないだろう。そして歯磨き粉のストックがあるものだと思い込んでいたが、いくら探しても見つからない。だから今晩は塩で歯を磨いてみよう。料理の味付けはめんつゆと塩コショウ、焼肉のたれくらいしか能がないから、せっかく買った塩が調味料としては一向に減っていかない。つまり結果的に俺は、今この瞬間歯を磨くために塩を買っていたということになるのである。塩で歯を磨くのは初めてだから楽しみだ。

 

・天気について。晴れと雨と雪はその時の気分や気温、予定によって好きになったり嫌いになったりするが、曇りはよほどのことがない限り嫌いだ。メリットは夏の暑さが和らいだり激しい運動が快適になるくらいで、基本的にはただただ気分がどんよりするだけである。それになんだかんだ言っても夏というものは暑ければ暑いほどそれらしい。曇り空は共産圏チックな建物を見たときとか、雑踏の中でかっこいい閉塞感を感じたときなんかに限定的に好きになるだけであって、心が無のときはただただつまらない天気だ。

 

楽天、ここから復調していくような気配が全く見えない。西武相手に初回8得点したときは来たかと思ったけど全然ダメじゃん…。横浜に切り替えていけ。