無題

・散歩していたら片側に小部屋が一体化している門を見つけた。調べたら長屋門と呼ぶようだ。母方のじいちゃんちの門は両側に部屋があって、これがなかなか立派である。母曰く昔はそこに「お手伝いさん」が住んでいたらしい。お手伝いさん、えっちな響きですねぇ……。

今では片方が物置、もう片方が米や野菜を何かしらする部屋になっていて過去の栄光は何処へといった趣なのだが、ああいう折角だからプラスアルファしてみました感はグッドだ。屋根裏部屋のグッドさに近い。俺は秘密基地みたいなのが好きなんだろうな。

 

・VRでストリートビューを見るのが楽しい。ウクライナとロシアの国境付近を誤タップしたら、タンクトップで薪割りをするねーちゃんと花壇に豪快に水をやるババアと自転車をひっくり返して満足気なガキンチョがいる空間に迷い込んだ。宗教画かよ。

 

・月見そば、黄身が月だとしたらそばとつゆは宇宙ということになる。つまり俺は毎回宇宙を消滅させていたのか……恐ろしや俺。